A子さん
という方向けの記事です。
以下のような疑問を解決していきます。
約定力ってなに?弱いとだめな理由
約定力というのはFX業界用語で簡単に言うと、
「取引の速さと正確さ」のことです。
FXでは口座を開設した後、実際に売買取引を開始する前に、自分が取引する通貨ペアとレバレッジを決定してからスタートします。
あとは自分の良いと思ったタイミングで売買取引をするわけですが、FX口座をまだお持ちでない初心者の方など、あまり実務経験がない方は取引実行ボタンを押した瞬間に取引が完結し自分の思ったレートで100%決済がされると思っている方が多いと思います。
しかし現実はそこまで正確ではありません。
実は取引実行ボタンを押してから実際に通貨の取引がされるまでに短い間ですが、タイムラグがあります。
実際に自分が思ったレートと違うレートで取引がされてしまう場合もあるということです。
約定力とはこのタイムラグを
「いかにタイトに短い間で取引できるか」
また
「取引を実際にするかどうかの実行率をいかに高くできるか」という力のことをいいます。
実行率についても業者の都合やシステムの都合で実行したい取引ができないといったことも稀にある為、自分のしたい取引を確実に実行するために大切になってくると言えます。
つまり約定力が強いということは、
自分が売りたいレートでしっかりと取引ができ、自分のやりたい取引を確実に実行できると言うことです。
約定力が弱いと次のデメリットがあります。
- スリッページが多くなる。
- スプレッド(取引手数料)が大きくなる。
まず、①ですが、スリッページというのは自分が取引実行ボタンを押したレートと実際に取引されたレートが違うという状態が起きることを言いますが、約定力が弱いとスリッページが多くなります。簡単にいうと自分の取引したい価格で売買ができない可能性が高くなるということです。FX取引の場合、売買のタイミングが勝負の分かれ道になるわけですからこれは致命的と言えますね。
② は①に付随してですが、スリッページはスプレッドが大きくなることにつながる為、1取引当たりの手数料が高くなります。
スプレッドに関しては各業者で平均値や最小値が出ていますが、約定力が低い業者は全体的にスプレッドが大きい傾向にあります。
自分の希望する内容で取引できない上に手数料も高いとなると取引するときのストレスが大きく、取引に集中出来なくなります。
特に毎日1秒に満たないようなタイミングが勝負を左右するデイトレーダーにとっては約定力が最重要項目になってくるでしょう。
約定力が弱いというのはそれだけ致命的であることがご理解頂けると思います。
TitanFXの約定力の強さについて知りたい
ここまで、約定力の重要性について書いてきましたが、では実際TitanFXの約定力はどうなのかというと業界トップクラスと言われています。
具体的な数字については、
「平均約定スピード(取引実行ボタンを押してから実際に取引がなされるまでの時間)が0.338秒」
「注文実行率は99.98%」です。
かなり早いスピードで確実な取引が出来ていると言えるでしょう。
なぜ、TitanFXは約定力が強いのか?
TitanFXの約定力の高さが分かったところでその理由も合わせて知りたいところです。
それは軽快で正確な約定が促されるTitanFXが独自で開発した「Zero Point技術」があるからです。
TitanFXは世界の数か所に拠点があり、各拠点で技術の開発や質の高いデータセンターの設置、セキュリティの強化を積極的に行っています。
つまり他のFX業者と比べてシステム技術が高いわけです。
これはTitanFXの会社自身も自信をもっている部分であり、他の業者に真似ができない技術力により高い約定力を実現できていると言えます。
TitanFXの約定力以外のメリットって?
ここまで約定力について書いてきましたが、TitanFXは約定力の強さ以外にも様々なメリットがあります。
約定力以外のメリット①:スプレッドが小さい
TitanFXの最大の特徴という方もいるほどスプレッドが小さいです。
TitanFXで取引口座を作るとき、スタンダード口座とブレード口座の2つのタイプを選択しますが、
NDD方式を採用する業者の中では、どちらの口座も業界トップクラスでスプレッドが小さいです。
特に取引が最も活発になる時間帯はスプレッドがぐっと小さくなる傾向にあります。
ちなみにタイプの違う二つの口座ですが、スタンダード口座については小さい取引がメインの初心者向けでブレード口座は大きい取引がメインの中級から上級者向けの口座になります。
口座を二つ作ることも可能なので、まずはスタンダード口座で経験を積んでからブレード口座の開設をすることをお勧めします。
メリット②:NDD方式で取引制限がない、取引の透明性が高い
FXの取引方式には『DD方式』と『NDD方式』の二つのタイプがあります。
DD方式はトレーダーがFX業者を通してインターバンクと売買する取引方式であり、トレーダーが取引する相手はFX業者になります。
日本国内の業者で多いのがこのDD方式を採用している業者です。
この取引方式の特徴はトレーダーとFX業者の利益が相反してしまうことです。
簡単に言うと、
トレーダーが儲かれば業者が損をして、逆にトレーダーが損をすればその分が業者の儲けとなります。
里奈
DD方式では業者側で取引のタイミングをある程度操作できるということから取引の透明性に欠けており、自分の思ったレートで取引しようとしてもできない機械の不具合で出来なかったなどトラブルが多い傾向にあります。
トレーダーと業者の利益が相反するビジネスモデルである為、ある意味当然と言えます。
一方、NDD方式では取引する際は、業者が取引に介入することはありません。
業者の利益は、トレーダーが取引する際の手数料のみですので、
トレーダーが利益を出せば出すほど業者が儲かる仕組みとなります。
取引数が業者の利益に直結するため、取引制限はありません。
また、ここではトレーダー側と業者側の利益が相反することはないので、非常に透明性の高い取引が出来ます。
メリット③:最大レバレッジ500倍、ロスカット水準20%、追証なし
FX業者を選ぶ際に気になるのが最大レバレッジですね。
TitanFXの場合、
最大レバレッジは500倍です。
国内FX業者の最大レバレッジは法律上25倍までに制限されるていますので、
20倍のレバレッジをかけられる点で資金が少なくても運用効率がかなり上がります。
またロスカット水準が20%なので、ハイレバレッジな取引でもギリギリまで取引することができます。
さらにTitanFXは、
2016年2月から追証なしのゼロカットシステムを採用しています。
証拠金口座残高がマイナスになってしまった場合、マイナス分はTitanFXが代りに支払ってくれるシステムです。
要するに口座残高がゼロになることはあってもマイナスになることはないということです。
FX取引の場合、レバレッジをかけすぎたあげく損失が膨らみ、莫大な借金を負ってしまうという話をよく聞くと思います。
ゼロカットシステムではそういったことにならないように、事前にシステムとして防いでくれる点が非常に良心的であると言えますね。
メリット④:取り扱っている銘柄が多い
TitanFXは取り扱っている銘柄が多いのも特徴的です。
通貨ペア63種類、貴金属系6種類、資源系3種類など様々な取引が可能です。
里奈
USD/THB(タイバーツ)やUSD/MXN(メキシカンペソ)など、普段あまり聞かないような通貨も取り扱いもあるので、始める際に一通り目を通してみると良いと思います。
マイナーの国への留学などを経験していてその国の経済情勢に詳しい方であれば、そこの国の通貨で勝負してみるのも面白いかも知れません。
その他、貴金属では金、銀をはじめプラチナ、バラジウムを取り扱っており、資源ではブレント原油、WTI原油、天然ガスと価格変動の激しいものも取り扱っています。
はじめのうちはメジャーなもので取引を進めていき、徐々に変動性の高いものもチェレンジしていくのがおすすめです。
メリット⑤:口座開設がとても簡単、本人確認書類必要なし
せっかくFXを始めたいと思っても、口座を作るのが面倒だとやる気が失せてしまいます。
TitanFXは口座開設もとても簡単なのです。
口座開設の段階では、免許証や住民票などの本人確認書類が不要になっています。
口座開設が完了した後、時間を見つけて提出しておきましょう。
証拠金を口座に預ける際もウェブ上のクレジットカード決済で完結するようになっているのですぐに取引開始できる上、セキュリティ対策もしっかりしています。
本人確認書類が必要な業者と比べて、即日口座開設、取引開始できる点もTitanFXの大きなメリットであると言えます。
メリット⑥:入出金方法が多数使える。
TitanFXの入出金方法は、『クレジットカード(VISA、MasterCard)』、『bitwallet(ビットウォレット)』、『海外銀行送金』、『STICPAY』が使えます。
特に使い勝手が良いのが、
クレジットカードとビットウォレットです。
クレジットカードは入出金ともに即時反映可能で、手数料もかかりません。
里奈
ビットウォレットは、決済代行会社の「e protections社」が展開するオンライン支払サービスでありネット上での銀行の役割をしてくれます。
特に利益分もまとめて出金できる上に、出金手数料を一律で824円まで抑えることができます。アカウントを作ることも簡単で、10分程度で開設でき、口座維持費もかかりません。
また、ビットウォレットを使って他のFX業者の口座とも資金移動ができます。
入出金にかかわる手数料などは一切かかりませんし、スピードも即時で出来ます。
STICPAYはビットウォレットと同じくオンラインの決済サービスですが、手数料が高く、日本国内の銀行に対応していないためあまりおすすめできません。
TitanFXで取引するときにはビットウォレットのアカウントを作っておくことをおすすめします。
メリット⑦:ズールトレードで自動売買ができる。
ズールトレードは自動売買システムで、プロトレーダーのトレード手法を組み込んだEA(expert adviser)を自分の口座に取り入れてマネできるというものです。
初心者でも口座を通してプロの取引を学べるため、稼げるための近道を示してくれるツールであると言えます。
ズールトレードでは
- ランキング:各トレーダーの収益性をランキング化したもの
- ズールガード:自動売買による取引監視サービス
- シミュレーター:ズールトレードで選択したトレーダーの収益シミュレーション
等の機能を利用できます。
メリット⑧:日本語サポートが充実している。
海外業者を使う際にとても心配になるのがこの点ですが、
TitanFXは公式サイト、取引ツールにおいても完全に日本語対応しており、英語がわからない方でも問題ないようになっています。
サポートデスクに関しても日本語対応しているので何か不明点があった時でも安心ですね。
電話、メール、チャットにて月曜日から金曜日まで日本時間で午前8時から午後9時までサポートしてくれるので、これから始める方にとても良心的な業者と言えます。
特に海外の業者を使う際にはこのサポート体制がとても重要になってきます。
安心して取引を進めていくためにもこのサポート体制は必ずチェックするようにしましょう。
メリット⑨:分別管理で投資家のお金を担保してくれる
TitanFXでは、企業のお金と投資家から預かるお金を分別して管理しています。
ナショナルオーストラリア銀行という大手銀行でしっかり管理されるため、安全性が高いと言えます。
里奈
そもそもTitanFXってどんな会社?
TitanFXについて書いてきましたが、そもそもTitanFXがどのような会社なのかは非常に気になるところですね。
TitanFXは2014年に設立された比較的新しい会社です。
本社はバヌアツ共和国にあり、
金融ライセンスもバヌアツ共和国VFSCの証券ディーラーライセンスを取得しています。
多くの海外FX業者が保持しているキプロス証券委員会と審査基準が同クラスと言われており、信頼性は高いです。
海外FX業者の金融ライセンスを取得する条件はどんどん厳しくなっているので、しっかりと認定をとっているという点で安心ですね。
TitanFXは元々、日本人ユーザーが多くいた『PepperStone』という会社が2014年に日本でのサービスを終了した後に元PepperStoneの役員が立ち上げた会社になります。
サービス内容も似ているため、日本人には相性の良い業者であると言えるでしょう。
TitanFXのデメリットは?
ここまでTitanFXの良い点を書いてきましたが、ここではTitanFXのデメリット、心配な点について触れていきます。
デメリット①:企業の歴史が浅い
なんでもそうだと思いますが、業者選びに当たって会社が出来てからどれくらい存続しているかは気になるところですね。
先ほども触れましたが、2014年にできた会社ですので、会社としての歴史はそこまで深くありません。
里奈
経営陣に関しては元PepperStone時代から業務をしているため経験豊富と言えますが、会社としてみるとまだできて間もないという点は少し不安に感じるかも知れません。
デメリット②:保有ライセンスが少しマイナー
TitanFXが保有している「バヌアツ共和国VFSCの証券ディーラーライセンス」は正直メジャーなライセンスではありません。
他のFX業者でも保有している企業はあまりありません。
メジャーなライセンス資格の審査基準と同程度と言われてはいますが、
一般的な信頼性という面ではメジャーなライセンスを取っている業者の方が安心と言えるのかも知れません。
デメリット③:ボーナスがない
FX業者によっては口座に入金した額の何パーセントかをボーナスポイントとして支給するところもありますが、
TitanFXではボーナスは存在していません。
ボーナスがあるとお得に見えますが、ここに関して言えば、TitanFXの場合スプレッドや取引手数料を抑える仕組みになっておりますので、ボーナス分を差し引いてもメリットの方が大きいと感じています。
ただボーナスがあると口座開設する動機にもなりますので気にする方からするとデメリットになると言えますね。
まとめ
さて、今回は約定力の解説と合わせてTitanFXについてレビューしてきました如何であったでしょうか。
メリットもデメリットも合わせて書いてきましたが、私の個人的な意見としては、
メリットが多い反面、デメリットはあまりない業者といった印象です。
デメリットについても会社のシステムや使い勝手といったことというよりはどちらかというと、新興企業だということからくる信頼性の部分が多いと思います。
ただ長い会社だからと言って信頼性が高いとも言い切れないところはありますので、しっかりとその業者の特徴をつかんで業者選びをした方が良いと思います。
特にFX業者で言うと国内業者はむしろ危ないといった声もあります。
FXでは業者選びでトレードの結果は大きく変わってきますので、慎重に取引業者選びをしていきましょう!